潮 博恵(うしお ひろえ)
副代表、音楽ジャーナリストです。
ビジネスに関する経歴

1990年4月 さくら銀行(現三井住友銀行)入行。10年間にわたり総合職として、海外との取引がある法人向けに融資・外国為替業務をトータルに担当。
銀行退職後、法律知識を習得。2006年に行政書士登録し、英文契約書の作成業務に従事。銀行、ビジネススクールを通して培ったファイナンスとマネジメントの知識・経験、そして法律の3本を融合し、英文契約書の作成を通して中小企業の経営をサポートしてきました。
2015年6月より合同会社うしお事務所副代表として、潮一生とともに事業運営にあたっています。
学歴
- 1990年3月 お茶の水女子大学文教育学部卒業
- 1994年3月 法政大学大学院修了MBA
(経営学修士 企業家養成コース1期生)
所属・参加活動
- 2006年より2023年3月末まで行政書士登録(番号:06080903号)
- 行政書士の著作権分野の業務研鑚のための勉強会
著作権ビジネス研究会事務局メンバー - NPO法人芸術家のくすり箱正会員
講師実績
- 行政書士として顧問先企業にて、リーガルマインド養成、守秘義務や契約の基礎に関する社員研修を実施。
- 2012年6月27日 法政大学ビジネススクール企業家養成コースにて、講師としてワークショップを実施。
音楽に関する経歴
もともと大学では音楽学を専攻。卒業後も職業生活と並行して、20年以上にわたり国内外のオペラ、オーケストラ、音楽祭に出かけ、音楽の体験だけでなく芸術活動を支える仕組みや聴衆のウォッチングを続ける。
2006年、偶然出会ったマイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の音楽と活動に大きな感銘を受け、彼らの活動を分析・紹介するウェブサイト【続・徹底研究】ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団(http://www.sfs.ushiog.com/)を始めたのがきっかけで、音楽についての執筆活動を開始。
2012年10月、彼らに関する探究の成果をまとめた『オーケストラは未来をつくる――マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の挑戦』(アルテスパブリッシング)を刊行。
この本がきっかけとなり、2013年春より1年間にわたってオーケストラ・アンサンブル金沢を取材。2014年9月、彼らの設立から四半世紀の活動を総括するとともに未来を展望し、地域におけるオーケストラのあり方を考察する『古都のオーケストラ、世界へ!――「オーケストラ・アンサンブル金沢」がひらく地方文化の未来』(アルテスパブリッシング)を刊行。
これまでの実績
- 記事執筆
北國新聞、北陸中日新聞、公明新聞、モーストリークラシック、ぶらあぼ、東京芸術劇場『芸劇BUZZ』、日本交響楽振興財団『財団ニュース』、石川県立音楽堂情報誌『CADENZA』、サンフランシスコ交響楽団2012年来日公演プログラム、『アルテス』電子版、NHK交響楽団『Philharmony』など多数 - 連載執筆
オーケストラ・アンサンブル金沢「定期公演」プログラム(2013年5月~2014年3月) - プログラムノート執筆
全国共同制作プロジェクト2015 歌劇『フィガロの結婚~庭師は見た!~』
オーケストラ・アンサンブル金沢定期公演 マルク・ミンコフスキ指揮 歌劇『セビリアの理髪師』(2017年2月、プレトークも担当)など - 潮博恵についてのインタビュー記事掲載
北陸中日新聞、朝日新聞、河合楽器製作所機関誌『あんさんぶる』 - 講演
2014年3月30日 オーケストラ・アンサンブル金沢「オーケストラの日2014」
(日本オーケストラ連盟に加盟する全国のオーケストラが一斉に行うイベント) - メディア出演
2014年12月5日 MRO北陸放送ラジオ「おいね☆どいね」金曜日のお客さま - 企画関連
2017年より いしかわ・金沢「風と緑の楽都音楽祭」フェスティヴァルアドバイザー
(公式ガイドブックやメディアへの寄稿、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会などの公演におけるナビゲーター、ピアノ・オーディション審査員など)
著書
関心トピックス
- 地方経済の活性化
- 小さい組織や個人の活躍
- テクノロジーの発展がもたらす人間の変化
- 多拠点生活
- 国民国家のゆくえ
- おいしい食とは?
- 「音楽を聴く」ということの探求
- クラシック音楽のゆくえ
- マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)が日本で巨匠になるか?