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シンシナティ観光
シンシナティに行ったことのある方は少ないと思うので、街の様子をご紹介します。
シンシナティへの旅
2008.4.25
マイケル・ムーア監督の映画「シッコ」を観てビビった私。疾病と傷害の旅行保険を手厚くかけて、いざ出発!
シカゴ経由でシンシナティへ
シカゴまでの所要時間は11時間15分
シカゴ―シンシナティ間は45分
遠い。成田―シカゴ便は、日本人が10%くらいしか乗っていない。日本発の飛行機でこういう経験は初めて。
シンシナティに着いたら、スーツケースが不着というハプニング。結局翌日の昼過ぎにホテルに届けられました。これもよくあるとは聞くものの、初めての経験。
シンシナティの印象は、建物の一つひとつが大きい。橋も昔ながらのデザインで、何もかもがローカル。東京は街を流れる時間のスピードが速いが、シンシナティはおおらか。黒人比率が高い印象。過剰に太った人がいっぱい。
観光1日目
朝カトリックの教会をのぞいたら、土曜のミサをやっていました。とても立派な建物で何人もの聖職者がいて、アメリカの良心みたいな風情の白人でいっぱい。ヨーロッパで教会のミサを見たことは何度もありますが、アメリカでは初めて。中部っぽい雰囲気です。
ランチにガイドブックに名物と書いてあったチリを食べる。にょろにょろのスパゲッティにチリとチェダーチーズをかけたもの。私は5WAYという、豆とオニオンをトッピングしたものをオーダー。何だかジャジャ麺のようでもあるけれど、ちょっと違う。あまり印象に残らない味。周りを観察すると、みんな大きなコーラをよく飲んでいる。ヘルシア緑茶とか、黒烏龍茶にした方がいいかもよと思うが、ここにはそういうものはない。
シンシナティには、MLBとNFLの大きくて立派なスタジアムがあり、ぜひ試合を観戦したかったのですが、あいにく訪れた日程の中には試合がなく、残念。街中にシンシナティ・レッズ関連の表示があり、野球などのスポーツが最大の娯楽という印象。
観光2日目
朝、MLBのスタジアム前に行列。イラク戦争の犠牲となった地元出身の兵士の追悼集会が行なわれるとのこと。星条旗を持った人がたくさんいました。スタジアム周辺には、戦争反対派も来ていて、「あなたの涙は足しにならない」などと書いたプラカードを持っていました。
その後、奴隷解放運動のミュージアム「National Underground Railroad Freedom Center」へ。マルチメディアを駆使した展示は見ごたえ充分。オハイオ川をはさんで北が自由州、南が奴隷州であったことから、この地は奴隷解放にとって重要な場所だったそう。今まで知らなかった歴史を知ることができ、ちょっと知識が増えた気分。
夜は、ブラジリアン・ステーキハウスへ行ってみました。お肉の味付けは塩・コショウ。かみごたえがある味。デザートは、アメリカのデザートの量が多いということをうっかりしていて、一人ずつ注文したらすごい量。ブラジルのプディングだというので試してみたら、普通の卵のプディングなのですが、かなり固めでしっかりしていました。
シンシナティ観光の総括
シンシナティは、警察官が馬に乗っているし(見せ物ではなくて、職務で)、街にも観光馬車が営業していています。そんなのがあるのはウィーンとザルツブルグくらいかと思っていたら他にもありました。そして公共交通機関がほとんどない。バスはあるけれど、ごくわずか。
またアメリカなのにスタバを見かけないことにも驚きました。今やヨーロッパにだってあたり前にあるスタバがないなんて。
アメリカにこんなノスタルジックな街があるとはつゆ知らず。はるばる来てよかったです。
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